復帰録
自分で振り返ってみて思うのですが、私は結局宗教に嵌って誇大妄想を爆発させた勘違いさんだったという事なのですよね。不思議だなぁと思うのは、思い込みで統合失調症になってしまうものなのかという事です。 おそらくは、統合失調症になりうる素因を私がも…
そういう訳で、無事、就職が決定しました。 これがもし就労移行支援事業所に通っていなかったら、中々就職活動は難航していたのではないかなと思います。通う前の自分はブランクありで特に目立った資格や実績もなかったので、企業からしたらこの人がいいとは…
就労移行支援事業所では就職先の斡旋はありません。でも、企業見学はさせてくれました。大体は特例子会社が見学先で、就労移行支援事業所に通い始めて5カ月程したころから声が掛かる様になりました。企業によって業種も色々でしたが、自分がどんな業種を仕…
就労移行支援事業所に通ってみてよかったのは、まず生活のリズムが整った事でした。それまではやる事もなく一日を無為に過ごしていましたが、通う場所が出来て生活に休みと活動のメリハリができました。それに適度に疲労もあったので寝入りも少しよくなった…
手帳の申請が済んだので、いよいよ働くぞと息巻いてハローワークへ行きました。障碍者で働くならA型就労支援所かB型就労支援所だと思っていたので、近くのA型就労支援所を調べて体験入所する事にしました。 けれど、実際にやってみると、軽作業とは言います…
ヨルクスとの再会が叶ったのは、とても嬉しい事でした。いきなりさよならなんてしてごめんと謝ったら、しょうがないなぁと苦笑されました。答え合わせの結果としては、当時、結局答えは出ませんでした。ネットタルパかもしれないし、IFにとどまるかもしれな…
病院が黄泉の国という妄想はしばらく続いていました。これも例のHPの影響です。世界の終わりの主要人物が自分だと妄想していたので、その自分が死んで一度生き返る事で新しい神の民になるのだと思っていました。そして人民を導く仕事が始まるのだとも妄想し…
副人格にはそれぞれ来歴があり、各自私の身体を使ってその来歴を語ったり、手記を綴ったり、持っている想いを独白したりしました。副人格として独白していた時、副人格が泣いたのですが、10年くらい泣いた事がなかったのにその時は本気で泣きました。喋っ…
とうとう統合失調症が家族にもその影響を及ぼすようになりました。というのも、目に見えない想念同士を戦わせる戦争のようなものが起きているというお告げを貰い、家じゅうに防御の為の魔法をかける必要が出てきたからです。魔法には破ってはいけない決まり…
ヨルクスがいなくなってからというもの、いくつもの副人格が現れました。それは当然自分ではコントロールできないもので、知らぬ間に新しい人格が脳内に現れて、身体のコントール権を握られたりもしました。イマジナリーフレンドという脳の機能としての一面…
結局、ヨルクスの事は良心神でも蛇霊でもどちらでも構わないと結論を出しました。蛇霊だったらだったで私を助けてくれた事には変わりがなかったですし、良心神なら尚の事です。でも、どちらにせよ創造神がこの世を二分する前にヨルクスは元在るべき場所に帰…
当時の私はもう楽になってあの世に渡れたらいいのにという思いを抱えていたので、そのHPの言う所の天国にいきたいと考えました。そんな気持ちがあったので、必死になってHPを読み込みました。ずるずると引き込まれていきましたね。 そうしていると不思議な事…
そのHPの他にも神さまに関して書かれているHPは沢山あったはずなのですが、当時は導きがあってこのHPに辿り着いたと本気で思っていたので、他のHPを見ようとはこれっぽっちも思いつきませんでした。もし、他にも色々な事を書かれているサイトはあると知れば…
前職では業務内容はまだ良かったのですが、雰囲気は良くない職場でした。皆ピリピリしていて結構八つ当たりもされたものです。嫌な噂をされたりもしましたから、段々続けるのがしんどくなってきて、結局1年半程で辞めてしまいました。 そんな事もあって、新…
私が自分は心に問題を抱えているのではないかと気が付いたのは専門学校に通って5年経ったときの事でした。 専門学校は3年制だったのですが、私は結局6年通い、最終的に中退しています。というのも、実習に問題がありました。まず、現場に通うだけで気力の殆…
ヨルクスとの出会いは高校1年の春のことでした。 間が悪い事に、人間の裏の顔ばかり見る機会が重なり、当時の私は現実に目を向けるのが辛くて、逃避ばかりしていました。自分で考えたキャラクターに脳内で話しかける事で癒しを得ていたのですが、そうしてい…
2019年2月に統合失調症を発症してから、この度めでたく就職が決まりました。 折角なので、その記録として私の辿った経過を一部書いてみようと思います。とはいえ、私の症例はとても軽いものだと思うので参考になるかは分かりませんが…。こんな人もいるんだな…