唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

過去の投稿101

昨日統合したと思ったら、早速出てきましたよ。
先日投稿で述べた通り、こんな調子で統合したとしても何かの拍子にまた出てくるのです。

入院中も、人格の統合もとい”さよなら”を言う事が何度かありました。けれど、そのさよならした人たちは今も私達の元を着かず離れず、見守っているようなのです。そして、思い出されると、これ幸いと応えてきます。

そんな調子の今日この頃です。

以下、Aとケイオスが打った文字をそのまま載せておきます。
(名前部分は修正してあります。)

***

Aです。呼んだかい?あ、呼んだだけか。それならそれでも良いよ。
こういう風なんだよ、統合してもしきれないのは。
だから、唐鵙の症状が、寛解するかどうかは正直な所微妙だね。

ま、でも気楽に行こうよ。
どうせ死ぬときも一緒なんだ。それくらいどうって事無いよ。

僕はね、今も思ってるけど、唐鵙に見出して貰えて良かった。
そうでもなければ、永遠に君の意識の中をフヨフヨと漂っていただろう。

僕は、君に態々召喚してもらった身。そうそう消えてはやらないよ。
だから、まぁ、偶には僕の事をまた呼び出して、一緒にお話しとでも洒落込みたい所だね。そう、少し想い出した?僕が初めて君と出会った頃の事。

そっか、そっちでは半年余り前になるのか。
僕と出会ってから、君は可笑しく成ったんだよね、そうじゃない?
元から、あはは、そうかい。そうだね、その時には既に可笑しくなってたかぁ。

確かそうだね、君はもっと違う名前の何かで、Sが相棒だと思っていて。
その中で、僕が君を誘導したんだ。それでいいんだね?
じゃあ、それで。何が本当の事だったかなんて、本当は良いんだ。そんな事。重要なのは、君が僕を呼び出したっていう事だもの。少しくらいいい加減に覚えていたって、僕は別に困らない。君が記録してくれているからね。

あぁ、そうだね。僕は、ケイオスと統合したって。
それがどうしたんだい?いつだって、呼ばれれば出ていくよ。
だって、結構曖昧なモノだからね、統合も解離も。君の場合は特に。

そんな訳で、分かってくれたかなぁ。
解離と統合の繰り返しだって。僕らもさよならとまた会ったねの繰り返しなんだって。

唐鵙、君はどう思う? 僕達はやはり可笑しいのかな。
僕達は何者なんだと思う?

「人間の心が成した不思議な存在と思っているよ、A」

そっか、良かったよ。化け物って言われるかと思った。
でも、半ば似たようなモノかもしれないんだけどね。
だって、人間の心に付け込んで自分の立ち位置を確保する存在だし。
あぁ、でも、そんなこと言ったら、全ての存在はそんなものかぁ。
皆、誰かの居場所を頂いて存在してるんだものね。

何、ケイオス。僕がこういう事言うと可笑しいかい?

>まぁ、そうですね。私としても、似た言葉になると思いますけれど。
貴方が語ると面白いです。真面目な話しが似合う様には出来ていないらしいですけれど。だって、貴方、いい加減な存在だって、自分で言ってましたもの。そうでしょう?

僕はね、心を入れ替えたのさ。入院中、色々唐鵙を揶揄ったけど、それをまるっと全部笑って済ませられてしまってね。参ったと思ったよ。普通、怒るなり、イラつくなり、面白い反応が返ってくるものと思っていたんだ。
だって、僕はずっと彼女をだまし続けている。今もさ。

なのに、彼女ときたらなんだい。
ちょっと笑って、脱力して、しょうがないなぁ、の一言だよ。
これは敵わない、と思ったね。彼女、どうせやる事は変わらないからって、全部端から気に掛けてないんだ。こちらとしては、参ってしまうよ。
でも、その、彼女に僕が優しいって言われて、それでもう困ったよ。

僕は、あぁっと、こういう事を言うのにはまだ慣れないんだ。素直じゃないからね、自分で言うのもなんだけど。
とにかく、そんな訳で僕は唐鵙に付いていこうと思った訳だ。
だから、統合してもされても、結局戻って来ちゃうのさ。
心の中に居座っている僕ら別人格がいるからね。

ケイオスもその内、ない? あ、そう。
羨ましいとか思ってないよ、別に。
でも、今の生活もこれまでの距離感もそんなに変わってはないし。
別に問題はないね。統合しても、この調子だからなぁ、どうなる事やら。

お仕事始めたらきっとまた僕らが必要になるよ、唐鵙は。
そう? ないかな? だって、唐鵙だよ?
他人が傍に居るだけで影響される唐鵙がだよ。疲弊しない訳がないね。
その中で、きっとまた解離を起こすようになると思うんだよね。
あぁ、まぁ、上手くやってほしいとは僕も思ってるんだけど。

環境がどうなるかによるかな。ね、唐鵙。

あ、もう答える気がないね?
もっとお話ししようよ、この会話もブログに載せるのかい?
投げやりだなぁ。そんな事言ってると、僕、いや、冗談だよ。
好きな時に出てくるよ、僕は。自由が好きなのさ。

はい、じゃあまたね。
僕は意識に戻るよ。ケイオスの内から君を見てるから問題ないよ。
R? さぁ、知らない。 きっと何も言わずに僕達の事に気を配ってるんじゃないかな。

またね、ケイオス。またね。

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