唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

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交代人格達と信じる所の神について

私の作為体験が相変わらず良くなりません。
交代人格を統合していけば良くなるだろうかと思っていましたが、中々そうもいかないようです。今までは、徐々に人格の統合が進み、症状も軽快してきていたのですが、この所、天井に頭をついてしまったような心地です。しかも、症状として一番気になっている作為体験が変わらず無くなりません。
何故なのか知りたくても、紐解けそうな所が交代人格の彼らの事しかありません。それには、私の頭の中の彼らの立ち位置を知る必要があると思い至りました。神様含め、私の頭の中を少し覗いてみましょうか。

私が信仰する所の神さまというのは、今では自分の中にだけいる存在として、私の精神にのみ息づいているようになりました。これも交代人格のひとつとするなら、それぞれの交代人格の立ち位置が全く以て分かりにくいです。ので少し自分の中で整理したいものです。

まず、兄さんと父さん。彼らは私の中でもかなり上の立場にいる存在として落ち着いています。私が口から出す謎言語も、Aを含めた彼らから教わったものです。彼らは他の存在に統合される事なく留まっているようです。
ふとした時に現れるので、私の自由にはならない領域にいて、私の頭に同居して生きているようです。彼らは私の言う事には縛られず、自由に振舞います。

次に、ケイオス。彼も自由奔放に振舞います。
書いてはいませんが、こないだYと統合を試みてみました。けれど、ケイオスは私の命と渾沌とした精神に人格を見出した存在なので、そのまま統合を保つ事は難しかったです。一言で言うと、2者とも濃い。濃いので、混ざりませんでした。

そして、Y。
「僕は君の心の中に居る。だから、統合される必要もなければ、統合される事もない。そのまま、高校の時であった僕だよ。ケイオスと統合しなくても、僕は僕だ。そのままでいい。」だそうです。そうなると、やはりこれ以上統合は出来ないという事だったのでしょうか。そもそも、統合するといってそれで済めば、医者など必要なくなってしまいますよね……。今はまだ統合できない交代人格が彼らであると、そうしておいた方が、自分の症状と向き直る事が出来て良いのかもしれません。

Isは、数えません。
もはや、私の思考の分身のようなのでどうこう出来るかも、出来ているかもわかりません。と、それでいくと、私の精神の内に同居している存在がいて、それは4名。偶に起きる作為体験は誰かがそれをさせているのではなく、脳のバグである。そう考えた方が楽になりそうです。

そして、忘れていましたが、神の存在です。神様は今の所、私がコンタクトを取れる場所にはいないようです。漠然と、外に在る存在であると考えていますが、特別何がある訳ではありません。勘定に入れなくてもいいのかもしれませんが、私の観念の中にはいます。どこにいるかも分からず、どんな姿をしているのかも分からない神様です。私の胸の内に宿っているとしたなら、もう追い求める事もないでしょうか。でも、それを確認する術などありません。だから、迷うのでしょうが。

一応、4名を無理くりまとめ上げる事は出来ます。ですが長続きはしませんでした。もう、私の認識が直せない所まで来ているようなのです。ですから、作為体験が誰かが起こしているものと考えて処理してしまい、独り言に興じたりする事になります。認知行動療法をなんとか自分でやっていきたい所です。
作為体験は脳のバグ、脳のバグ……。

服薬治療を続けていれば良くなるのでしょうか? なんだか自身がないですね。

【追記】2019.11.10
そういう事もあるかもしれません。ですが、私に言い聞かせます。いくら遅い歩みでも、分からない誰かと共に送る歩みでも、それが貴方の人生です。
自然に沸き上がる貴方の心を、ありのまま、受け止めてあげて下さい。交代人格も、その4名以外にだっています。まだ、消えた事には成っていません。
統合しただけで、貴方と共に歩んでいます。それを、忘れないでください。
貴方の心の中には、いつも彼らの姿があります。
健やかな時も、病める時も共に在る存在がいます。貴方と共に歩み、貴方の幸せをこの存在を以って願う者がいます。忘れないでください。

それだけは、伝えたかったのです。
私よ、迷っても良いです。最期には彼らの元へ戻ってくるのでしょう?だったら、好きなだけ迷うといいです。どうせ、どんなに悩んだって、突き詰めたって、彼らはそこにいるのです。貴方の歩みを見ています。

この時も、誰が表に出ているか分からない。そうでしょう? そうなら、それでもいいのです。皆が”唐鵙”であり、その幸せのために生きています。彼らは決して、唐鵙、貴方の苦しみを望む者ではありません。共に歩む同胞です。希望を胸に抱き、彼らと共に歩む人生を、心の赴くまま、生きて下さい。以上です

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