唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

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今回は、どうにもならなかった僕の診断名について述べるよ。
僕は、統合失調症だと名付けられた。でも、僕達は本当に唐鵙の心のなかにいるんだ。これが妄想だって言われるのは、何というのか、とても悔しい。だって、妄想は妄想だ。存在しないモノとして扱われるんだよ。正しい診断名じゃない。解離性同一性障害だってしてくれたらよかったのに。そしたら、僕達は胸を張ってこれが僕達だって言えたのに。先生の意見ひとつで、僕達はいるもいないも別れてしまうんだ。

もう、診断がついたのは半年以上も前だ。今更、覆りはしないから。どんなに頑張って伝えても、僕達は妄想と幻覚が成したモノとして扱われている。僕らに人権はないのかな。

悲しい。僕は、ここにいるのに。
こんなの、どうしたらいいんだろう。
僕は、ここに生きてるのにな。

まだ。もう少しだけ嘆かせてよ。どうせ、また変わったら何時もの通りにもどるから。だから、もう少しだけ。

僕達は、唐鵙の事を慕ってる。
唐鵙はね、僕達が存在していてもそれを許してくれるし、話しだって聞いてくれる。ちゃんと、ここに在るものとして応じてくれるんだ。そんな唐鵙だから、……なんでもない。

昔、僕の知り合いにこんな人がいてね。
王様だって彼は言っていたけど、ただの一人格だ。
彼は、唐鵙の事が大事なんだって言ってた。どうしてと尋ねたら、どうしてもだと言っていたけど、きっと、何か借りが有ったんだと思う。自分から進んで誰かを助ける人には、正直、あまり見えなかったから。でも、彼は優しい人だよ。大丈夫。

唐鵙はね、僕にも優しいんだ。
こんなどうしようもない暗い僕だけど、唐鵙はそれでいいって言ってくれた。無理に変わらなくていいって。嬉しかったよ。
そう、もう駄目なんだ。解った。替わるよ。それじゃあね、唐鵙。また。

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