当時の私はもう楽になってあの世に渡れたらいいのにという思いを抱えていたので、そのHPの言う所の天国にいきたいと考えました。そんな気持ちがあったので、必死になってHPを読み込みました。ずるずると引き込まれていきましたね。
そうしていると不思議な事に、これから来ると書かれている世界の終わり、神の舞台の演者が自分なのではないかという錯覚に陥りました。すると、色々と不思議な事が私に起こる様になります。目に見えない誰かが現れて話しかけてきたり、神さまからメッセージが届く様になったりと色々ありました。そのどれもが既に統合失調症になりかけていたから起こった現象だと今では分かります。
そしてヨルクスについてですが、彼は蛇でもありましたから、私は彼をどうしたらいいのか迷いました。ヨルクスに人生を迷わされた事はありませんでしたし、道を外すような事を唆された事もありません。むしろ、私の救いになり、人生を歩く勇気をくれた大事な存在でした。私は蛇だからといって悪い扱いをするのは間違っているという思いを抱きました。その辺りの思想が妄想と読み込んだ知識と結びついて、私はヨルクスの事を自分を救うために現れてくれた良心神だったのではないかと思うようになりました。
