唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

これからの事

症状が出ていた頃はあれだけ書く事があったのに、こうして症状が安定しいつも通りの生活に戻ると一気に書く事が無くなったなぁと思う次第です。どれだけ変化のない生活を送っているのかが分かってしまいますね。

私の統合失調症は強い自己暗示から起こったものですが、それでも立派に症状は出ていたので不思議なものです。妄想と幻覚、自我機能の障害が主な症状でした。神さまが自分に臨んできたという妄想と幻覚、いくつもの人格が生まれた自我機能の障害。どれも不思議で面白い体験でした。自分の場合は幸いにも自分を傷つけるような幻覚や幻聴はありませんでした。IFとの日常が根底にあったのでしょうか、自分で否定してきた自己愛の部分が前面に出ていたように思います。どの人格も私を護り、より自己実現ができるように働きかけてくれました。そのおかげで両親とのわだかまりも解消され、就労移行支援事業所に通い、今の仕事に繋がるまでになりました。彼らには感謝しきりです。

あれだけ濃かった日常も、こうして仕事の毎日を送っていると段々薄らいでいく様な気がしています。人間、慣れるもの忘れるものなのだなぁとひしひし感じます。でも、統合失調症の後遺症はしっかり残っているので若干の不便さは感じますが。
彼らの事は忘れないでいたいと思っても、彼らと過ごしていた実感まで薄らいでいくのは若干の寂しさがあります。もう大分過去の事になってしまった感じもあります。でも、きっと目に見えない部分で今も彼らは私と一緒に心を共有していて、色々と助けてくれているのだろうと思います。私の存在はすなわち彼らであり、彼らは私自身の事でもあります。身体と心を共有している間柄である事には変わりなく、また、私が彼らの事が分からなくなってしまっただけなのだと思いたいです。

そういえばこれからの人生についてそろそろ考えていかないといけない年齢になってきました。この歳にもなってまだ恋愛の一つもした事がないのに、人生のパートナーなんて見つけられるのかと心配になります。そうです、そろそろ結婚を考える歳になりました。まぁ、いざとなれば出会いの場は色々用意されているのでそういう資源を利用しようとは考えていますが。何分統合失調症罹患者になるので、ほぼ症状がないとはいっても理解のある方でないと一緒の暮らしは難しいのかもしれません。でもまずは今の仕事の習熟度を上げていく事の方が優先でしょうか。せめて一年は働いてからそういう活動に移ろうかといった所です。

他の統合失調症患者さん達はどんな人生を送っていくのでしょう。結婚や恋愛、家庭生活はどんな暮らしを送っているのでしょうか。自分としては、せめて人生を一緒に歩いていくパートナーは欲しい所だと思っています。両親がいなくなった後の事を考えると、やはり長い人生私一人だけというのはなぁと思うのです。なんだかんだで一人でも生きていけそうだとは思うのですが、何か行動しないとずっと一人でいそうで怖いというのもあります。どうにもずぼらなので…。お互い気を使わなくても楽という相手に出会えたら幸せだなぁと思います。その時は私からはあまり求める事は多くないです。でもちょっとずぼらな相手の方が長続きするんじゃないかなと思います。私もずぼらなので。

何はともあれ、今は仕事に集中。一年ほどしたら婚活。これでいきます。上手くいくかどうかはわからないけれど、落ち着く所に落ち着いたらいいなと思います。今のタイミングで行動しないと、多分一生独身コースな気がします。うう、怖いなぁ。

それでは、今日の雑記でした。

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