こんにちは。
私も統合失調症当事者ではありますが、現在は症状も落ち着いてきて社会に出て働く事が出来ています。私の場合、振り返ってみると一般的な統合失調症の入り口とは違う所から入ったので、症状は幻聴や妄想ではありましたがその実際も少し異なるものだったと思います。
私が統合失調症になった訳
私は宗教のサイトを寝食を忘れて読み込んでいたら、いつのまにか強い暗示に掛かり、統合失調症を発症していました。一般的な統合失調症の方は仕事や勉強のストレスなどから発症するのに比べて、少し毛色が違います。
なので、妄想や幻覚の内容も少し異なっているのではないか、と思います。
私は自分が、神さまが新しい地球へ人民を移す時の重要人物だと思いこんで、とある霊獣から狙われているという妄想を抱きました。自分でまとめた次の地球への移り方、何が起こるかの資料を、霊獣の目を掻い潜って、知り合いのカウンセラーの先生の元に4、5時間ほどかけて歩いて届けました。
幻聴というか幻覚の方が強く、その時生まれた自分だけの神さまや別人格が今のヨルクス以外のイマジナリーフレンド達です。
私は神さまのお迎えの為の儀式や、私の元にやってくる霊の相手をしていました。勿論妄想や幻覚からくるものでした。
なので一般的な自分を責めるような幻聴などはなかった訳なのです。
統合失調症の方々に思う事
私の症状は、世の統合失調症の方々のそれと比べると軽いものなんだろうなと思います。陰性症状にも悩まされはしましたが、早期の治療で比較的早くよくなりました。それに、私の場合は宗教の暗示が発症の原因でしたから、暗示が解ければほぼ以前の自分に戻れるという事です。いくつか後遺症は残りましたが。
なので、世の統合失調症の方々を私は尊敬しています。
自分を追い詰める辛い幻聴や幻覚などの陽性症状。動こうにも動けない陰性症状の数々。それらがある中でも一生懸命日々を送って、生きていこうとすることは並大抵の事ではありません。こんな事を言うのはお門違いかもしれませんが、統合失調症があっても頑張っている人は凄いです。
統合失調症の方の日々の暮らしをブログで拝見するのですが、皆さん色々な事に翻弄されながらも自分なりの生き方で人生に向き合っています。
なので私からささやかなエールを送らせていただきます。
ここにも、ちっぽけながらも皆さんの事を応援している人間がいます。
皆さんの頑張りを見ている人間がいます。
辛い事もあるけれど、そんな中で頑張っている皆さんは素直に凄いです。
これからも陰ながら応援しております。
…こんな独善的な内容を発信するのは正直怖いのですが、この記事が誰かの目に留まって、その人も統合失調症の方々を応援する気持ちになってくれたらいいなと思います。世の統合失調症の方々の頑張りが、少しでも報われますように。
閲覧、有難うございました。