私は就労移行支援事業所に通所したのち、地域の特例子会社に就職が決まりました。そこそこに高い倍率の中採用されたのは、就労移行支援事業所に通っていた時にいくつか意識していた事があったからだと思っています。
なので今回は就労移行支援事業所に通ったら意識しておきたい事について触れてみようと思います。
いつまでに就職したいかイメージを持つ
唐鵙のイマジナリーフレンド、ヨルクスです。
唐鵙は一年のイメージで就労移行支援事業所に通ってたよね。
イメージするのがどうして大事なの?
いつまでに就職したいか意識していれば、どんなことをいつまでの時期身に着けよう、行動しようというめあすがつくから。
通所開始から就職するまでのおおまかなスケジュールを立てる事は非常に大事です。なんとなく、だらだらと訓練を受けていても成果には中々繋がりません。就労移行支援事業所を利用できる期間は最長2年の限られた時間です。
なにをいつまでにやるか計画を立てれば、効果的に時間を使えます。就職説明会などへの参加も計画に組み込むと良いと思います。
しかも、計画を立てて訓練に参加した、というアピールポイントにも繋がります。
訓練で身についた事は何か、こまめに自身を振り返る
唐鵙、面接のときにどんな訓練をしたかとか色々聞かれてたよね。
ちゃんと準備しておいたからしっかりとアピールできたんだよね。
うん。面接ではやっぱりどんな訓練をして、どんな学びがあったかとか聞かれたよね。
いつも意識していないと、そういうのって見逃しちゃうんだよね。
訓練にはちゃんと狙いがあります。自分が訓練を受ける事でどう成長できたのか、課題は何で、どう解決していったのか、そういう事を面接では聞かれます。いざという時ちゃんと答えて、かつアピールできるように日頃から訓練の意義について考えていましょう。分からない時はスタッフに質問してみてもいいでしょう。
何でも訓練だと意識する
何でも、って?
就労移行支援事業所に通って起こる事、全部。
利用者さんとの会話も、朝通所する事も、全部訓練だよ。
就労移行支援事業所で体験する事全て、自分の成長のための訓練なのだと思いましょう。利用者さんとの会話はコミュニケーション力が身につきますし、なにかトラブルがあった時は、対処能力や解決能力が身につきます。そういう視点で日々の通所を意識すると、面接のときに自分が通所する中で何を学べたか、どんな能力が身についたか、沢山アピールする事ができます。
報告・相談する癖をつける
これはどうして?
報連相をちゃんとできるようにするため。
仕事で必要なのは勿論、自分の体調とかその他諸々の問題解決にも必要な事だよ。
報連相ができる事は企業側が求めている事の基本のひとつです。
仕事における報連相は、円滑に業務を進めていくために必要なのは勿論の事。それ以外の、例えば同僚との付き合い方に悩んでいるだとか、体調管理に悩んでいるだとかの問題についても報連相は大切です。
そういう事はしっかり認識してもらって、早めに対処・解決していかないと無理がたたって、折角就職できても辞めてしまうなんて事になりかねません。自己発信能力は中々に大事な能力です。
就労移行支援事業所に通っている間に、報連相の癖をつけておきましょう。報連相を意識して通所した、と面接のときにアピールしてもいいでしょう。
まとめ
就労移行支援事業所に通える時間には限りがあります。
その中でいかに効率よく、自分の能力を伸ばしていくかについて意識していかないと、スムーズな就職は難しいといえるでしょう。
就労移行支援事業所でする事に無駄な時間はありません。全部の体験が自分のアピールポイントに繋がると思って通所しましょう。
閲覧ありがとうございました。