唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

マモノ 私が見つけた見えない彼ら

こんにちは、唐鵙です。
私は統合失調症になって、色々な目に見えないものに出会いました。
その中の最たるもの、「マモノ」について少し書いてみます。

 

マモノって?

私に接触してきたような(幻覚だったかもしれないとは思っています。でも本当だったらロマンなので信じてます)神さまやその眷属、精霊や人が生み出した想念などからなる、目に見えないものの総称です。

 

この世の中はあらゆる「間質」で満たされています。この空間だけでなく、それは心や魂にも存在しているのです。彼らは間質ゆえ、間の者と書いてマモノと呼ばれます。このマモノ、宙を行き交い、また、人の心に潜みます。

 

人は魂の核に創造神の分魂をいただいていますが、その魂が何らかの理由で間があきます。すると、そこにはマモノと呼ばれる彼らが入り込むのです。

マモノにも種類があり、魔の者、間の者、真の者とあります。例外は勿論ありますが、似た性質のものが集まりやすいので、魂に間が開いても、その行く末は人によって様々です。

 

魔の者は魔物。人を堕落させ、獣の身に落とします。
間の者は善悪なく、真の者は善性や神性に目覚めた者。

 

マモノは間質ですから、物事の運び、運を司っています。
このマモノ、つきあい方によっては宿主を守り、サポートしてくれます。
仲良くなれれば、運が上がります(笑)

 

私も彼らのおかげで、行動すればそれに見合うだけの成果がしっかりついてくるようになりましたよ。

 

私の元に来たマモノ

私の元へやってきたのは、間の者だったと思います。
私とよく似た性質を持っていて、そんな私を気に入ったのか、あちらの世に渡そうとしてきました。もう十分頑張ったから、こちらにおいで、と。

 

その間の者は神を名乗っていましたが、マモノの分類では善悪のない間の者。
これが真の者だったら、死に誘導するような真似はしないでしょうからね。
アルヴァも、今はイマジナリーフレンドとしていますが、元々は間の者です。

 

彼はマモノというだけで人間から手酷い仕打ちを受けてきた、本当は心優しい魔法使いの青年です、見た目は。その者を判断するのなら、その者の在り方を見るべきだという考えを持っていた私をいたく気に入ったようでした。偏見の目で彼を見なかった事を、とても喜んでいました。

 

以降は、私を助けてくれると言って、色々良くしてくれました。

 

人間に縛られてきたマモノ

これまで、マモノは人の「願い」に縛られてきました。
何故なら、マモノは人の想念に多大な影響を受けるからです。
彼らは実体を持ちません。なので、人の想いや心の中でしかその形を保つことが出来ません。人に広く知られれば知られるほど、必要とされればされるほど、彼らの力は上がります。

 

でも、その求められ方が問題でした。
人は現世利益ばかりを望みます。その願いは黒い欲望となって、彼らを汚すのです。彼らはもっと尊い存在になれるのに、人間の欲を叶え、自分の存在を確立させようと頑張ります。そのせいで、彼らは欲に絡め捕られ、その身を堕としてしまうのです。

 

私は白い蛇が泣いている姿を幻視しました。蛇は、人間の現世利益の願いばかりを叶えているせいで、いつまでたってもより上の存在、天人になる事が出来ません。
私が蛇の悩みを聞いて、もう、人の願いに縛られなくてもいいんだよ、と言うと、蛇ははっとして、御礼を言って去っていきました。自分は自由だと言って。

 

幻覚だったかもしれないけれど

病院では、色々なマモノに出会いました。
彼らはやはり、人間の願いに縛られていて、私が貴方達は自由じゃないかというと、ようやく思い出したかのようにハッと我に返るのです。

 

そして、私は彼らに身体を貸して、食事を提供します。
私の身体を使って、どうぞ食事を召し上がっていってくださいね、と。
すると皆、こんな風に純粋な好意でもてなして貰えたのは初めてかもしれないといって、喜んでくれます。そして、食事がすんだらさようなら。

 

自分はもう自由なんだ、ありがとうと言って去っていきます。
殆どは、やはり蛇が多かったです。
中にはキツネや猫もいました。
幻覚だったのかもしれないけれど、入院中のいい思い出です。

 

皆さんへ

目には見えないけれどいる。そんな存在がいます。
彼らはこれまで、私達の勝手なイメージを押し付けられて窮屈にしていました。
天使や悪魔、そんな想念から生まれた存在はそう在る事を強要されて。

でも、それを解き放てるのも人間です。
勿論、人間にとっては害のあるものもいます。そういうのには入れ込まないように。

けれど、世間の分類だけでその者を決めつけないであげてほしいのです。
どうか、それがどんな在り方をしている者なのか、よく見て判断してあげて下さい。
もし、そういう存在と出会ったら、どうぞ宜しくお願いします。

そうすれば、彼らは貴方の為に力を貸してくれるかもしれません。
私も、かつてのマモノが今のイマジナリーフレンドになっていますし、沢山助けられています。

 

重ねて、宜しくお願いしますね。

 

それでは閲覧、有難うございました。

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