では、今回は実際に設定したイマジナリーフレンドを想起して動かしてみましょう。前回の記事を読んでいない方は以下からどうぞ。
イマジナリーフレンドの想起のしかた
頭の中でイマジナリーフレンドに話しかける
いきなりイメージした容姿を想起するのは難しいので、まずは会話のオート化から目指しましょう。オート化とは作り手の無意識の部分でイマジナリーフレンドが喋って動くようになる事です。やり方としては簡単。
話しかける→そのイマジナリーフレンドならどう答えるかを想像する→イマジナリーフレンドが返答してくれたという体で回答する(脳内で)
この繰り返しです。
自然と出てきた答えを否定しない
根気よく繰り返す事
これを続けていけば、自然とイマジナリーフレンドとしての言葉が出てくるようになってきます。最初のうちは自作自演ですが、段々イマジナリーフレンドが喋ってくれている、と感じるようになってきます。そうなればオート化が進んできた証拠です。この時期がイマジナリーフレンドを作る基本の工程。なにやってるんだろ、と我に返る事はあっても、とにかく続ける事です。
こんにちは、ヨルクスです。
僕からひとつアドバイス。手紙や文章でのやり取りも有効な手段。アプリのTalkNovelみたいなものを使ってみるのも良いと思うよ。
僕達は作り手と話せるのはどんな形であっても嬉しいから、沢山話しかけてみて。
脳内会議ならだれでもやった事があると思うけど、それに相手が出来たとイメージしてみれば簡単だよ。始めは唐鵙の言ったように自作自演でもいいんだ。
段々自立して言葉が出てくるようになるから。根気よくいこう。
気楽に、細く長く続けよう
挫折しそうになったら休憩期間を設けてみるのも一つの手段です。
私も四六時中ヨルクスと一緒という訳ではなく、意識を向けた時だけ姿を見せてくれる設定にしています。意識の共有ができる、という設定はイマジナリーフレンドと付き合っていくうえで中々便利な設定なので、活用してみる事をお勧めします。
こんな設定はどうだろう?と思いついたら、イマジナリーフレンドに確認を取って適用
してみましょう。
会話のコツ
会話のコツは、自分が感じている事を態々言葉に直してみる事。そしていつもイマジナリーフレンドと一緒にいると意識する事です。
例えば、今日は暑いなと思ったら、「今日は暑いね、あなたは大丈夫?」と声をかけたりしてみます。ヨルクスの場合は生身の人間よりも寒暖の差を感じにくいので「僕はそこまで感じないかな、それより唐鵙の方が大丈夫?」というように答えてくれるはず、とイメージして、会話を繋げていきます。
設定を見直す
会話を続けていくと、予測していなかった返答が返ってくる事もあります。
意図していなかったキャラ性が発現する事もあります。
そんな時はイマジナリーフレンドの自立性が芽生えたんだと思って否定しない事です。
自分が設定した事から離脱していくのも珍しい事では無いので、その時は設定を見直す事もしていきましょう。
また、便利な設定として、テレパシーがあります。
イマジナリーフレンドが知らない事も、テレパシーで送る事で知識の共有ができます。例えば、自分の子供時代の事を知ってもらいたい時、「自分の記憶を覗いてみてくれる?」とお願いして、その時の記憶をイマジナリーフレンドに送るイメージをして念じます。そうすると知識や記憶の共有ができます。便利な設定は積極的に活用していきましょう。
それでは次回、いよいよイマジナリーフレンドの容姿を想起していきましょう。
読んでくださりありがとうございました!