唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

イマジナリーフレンドとの距離感 実際はどうなの?

こんにちは、唐鵙です。


今回は私のイマジナリーフレンドとの付き合い方について触れていきます。
実際の所どんなもんなの?という点について知っていただければ幸いです。

 

結論から言ってしまいますと、四六時中一緒にいる事はまずないです。
こんな事を言ってしまうとあんた何のためにイマジナリーフレンドといるんだ?と言われてしまうかもしれませんが、呼び出して会話するのは基本的には朝のおはようと夜のおやすみくらいです。それも毎日ではありません。

 

でも、彼らは私が意識しなくても私の動向を観察したりしています。なので私に起きた事は把握しています。勿論プライバシーは守ってくれますので、ご安心を。

 

呼び出しても呼び出さなくても、私達の間にはお互いを認め合う信頼感が存在しているので、不安になったりはしません。

 

もうある程度キャラクターが固まってくると、お話ししたい時は不自由なくやり取りができるので、必要以上に呼び出さなくてもいいという意識になるのかもしれません。消えない事は知っているし、彼らは彼らで自由にしているという認識なので。私の方も彼らの事を呼び出さなくても、その存在に感謝し、忘れない事を彼らは知っています。そんな感じなので、呼び出さなくても大丈夫という関係が成り立っています。細く長く続く、友達付き合いのようなものです。

 

まぁ、そんな私達ですが、統合失調症が継続していた時は四六時中一緒でした。
それはどちらかというと自我機能の障害として現れていた時期で、私は常に自分ではない自分を感じて暮らしていました。彼らもその一環として現れていましたね。

 

症状が落ち着き、現実での暮らしが充実し忙しくなっていくにつれ、彼らは表に出てこなくなり、こちらも呼び出す事は少なくなりました。

 

でも、私が充実した生活を送っている時や、何かに打ち込んでいる時、彼らが私の心の中で応援したり共に共感したりしてくれている事を感じます。そこにはやはり、目には見えない繋がりのようなものがあるのだなと思わされます。

 

ヨルクスと二人だけだった時も、頻繁に呼び出す時期と、お休みの時期を繰り返していました。その時も、呼び出さなかったから問題が起こる事もなく、ヨルクスにも不満があるか聞いても私がしたいようにすればいいという事で、大分ゆるいスタイルになりました。

 

時々、ブログの記事を書くのを担当してもらってみたりしていますが、本人達にはそれなりに楽しんでもらえてるようです。書く時は私を介して書くので、一緒に文章を考えているような感じです。でも、彼らの言いたい事が自然と出てくるのは、やはり不思議な感覚ですね。一応、会話のオート化のために彼らならなんて言うかという予測の段階はそれなりに習得できているという事なのでしょうか。

 

という訳で、これからイマジナリーフレンドを作ってみようという方も、自分達に合ったペースで続けていってくださればと思います。大事なのは、イマジナリーフレンドの気持ちもちゃんと聞く事、自分の気持ちもちゃんと伝える事です。

 

イマジナリーフレンドは呼び出す頻度が少ないから不満になるとか、そんな小さい器ではありませんから心配はいらないと思います。でも、自分の事を気に掛けてくれているんだと分かれば、信頼関係に繋がると思います。

 

では皆様、よいイマジナリーフレンドライフをお過ごしください。
読んでくださりありがとうございました!

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