これは遥か昔のようでそうでもないような
そういう曖昧な時間の中で起こっていた
神さまの本神(ほんにん)達だけが
知っていたであろう、そんな物語のひと欠片であります。
<間略>
このお話で伝えたかった事がらとは、
神さまとその家族達の皆が
許してほしい(己の罪を)
叶えてほしい(己の愛されたい、救われたいといった願い)
と願い、苦しみと嘆き、そして絶望の中で
叫んで居たという事なのです。”WOW WOW!!!”と。
***
”WOW WOW!!!”と吠えて叫んで居た神さまと皆でしたが
少しばかりしてふと気が付きました。
吠えて訴えるだけでいる事を止めて周りを見てみますと、
皆が一様に、自分達と同じ様子であったと気が付きました。
そんな事を繰り返していたって何の解決にもなりはしなかった。
そうだと気が付いたのでした。
<間略>
このお話で伝えたかった事柄とはつまり
神さま達と皆が叫び許してほしいと悲願にしていた望みや願いは、
「存在している事を認めてほしい。愛して欲しい。愛されたいと願いたい。
人を愛したい。誰にだって物にだって、形のない概念にだって
心はあるのだから!
いつだって。どこにいたって。誰だとしても。常世に、永遠に。」
という事なのでした。
おしまい。
***
これは私が入院中に書いたお話のような何かです。
過去の記録を読み返していたら出てきたので、投稿してみました。
生きる事は苦しいが、それは皆同じ。それに気が付く事が出来るか。
そしてどんな人も、モノにも、普遍の望みがある。
という事を良いたかったのではないでしょうか。
閲覧有難うございました。