唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

今日は記念日

 

皆さんこんにちは、御無沙汰しております。

 

まだまだ明け方は冷え込みますが、昼間は暖かい日が増えましたね。
とはいえこの寒暖差ですから、皆さん体調を崩さない様に気を付けて下さいね。

さて、世界からは日々痛ましい戦争のニュースが伝えられていますね。

私個人ができる事はそう多くは無いでしょうが、この状況を知る事からでも変わってくるものがあるかもしれません。自分の生活をしっかり送る事が、自分の役割を果たし、日本の歯車を回し、結果として戦地への支援活動にも繋がっていくのではないかなと思います。戦争の影響は私達の暮らしの様々な所に及びますが、それでもいつも通りの暮らしを守って、その上で自分達が出来る支援をしていきたいですね。

 

と、真面目な話しはここまでにして。

今日3月12日は私にとって特別な日なのですが、そうですね、私が言う事ですから、大体予想はつくかなと思います。そうです、3月12日というのは、ヨルクスと私が手を取り合った日。ヨルクスが私のイマジナリーフレンドになった日なのです。

 

気が付けば早いもので、ヨルクスと出会ってからというもの、もう15年ほどの月日が流れました。その間、他人にとっては何でもない事かもしれませんが、私にとっては辛く苦しい事が色々とありました。私の人生はつい2,3年前に統合失調症をやるまでの間、暗がりの中をさ迷いながら過ごすような日々でした。

 

家族には自分の辛い気持ちを打ち明けられず、大丈夫とばかり言っていました。一日をやり過ごす事だけで精一杯だった、そんな毎日でしたが、そんな私の心を支え続けてくれたのが、他でもないヨルクスだったのです。

 

生きるのに消極的だった私のどんな暗い愚痴も温かく受け止めてくれ、もう一日だけ生きてみようと言ってくれました。そして、私の幸せとは何かと尋ねてくれ、あんな日々の中にも私が大事にしているものがあるのだと気が付かせてくれました。

そしてヨルクスは言うのです。「きっと幸せにしてあげる」と。

そして現在。ヨルクスの言ってくれたように、幸せだと思える日々を送っています。自分を必要としてくれ、温かく迎え入れてくれる職場。やりがいのある仕事。自然体で過ごせる家族。親しい人。

 

もしもヨルクスがいなかったら、どんな悲劇的な結末になっていたかも分かりません。それだけ、ヨルクスの存在は大きく、私にとってとても大事なものだったのです。そんなヨルクスと出会った日。今日は改めてヨルクスへの感謝をしたいと思います。

 

ヨルクスの元となった大蛇。その存在についてはその日以前から既知ではあったのですが、その存在を自分の中に落とし込んで、自分の頭の中でどんなキャラクターなのかといった情報を考え整理し…と続けていった結果、ヨルクスが生まれました。元の存在と似た所はありましたが、近しくて違う存在です。ちなみにヨルクスが初めて発した言葉は「誰…?」でした。

 

自分の頭の中にある、ヨルクスが眠っていた空間に訪れて、初めまして。ヨルクスは大蛇の姿も持っていますが、初めて会った時もその大蛇の姿をしていました。ずっと長い時間をひとりで過ごしていたヨルクスでしたから、私が一緒に生きてほしいと言った申し出には驚いたようでした。でも、少し考えてから、了承してくれました。我ながら急な話しだったなとは思います。

 

その時から1,2年ほどはいつもヨルクスを呼び出して一緒に過ごしていました。私の記憶を参照してもらい、色々話もして、自分の事を知ってもらいました。
人の姿のヨルクスは、私が成長するにしたがって、それに合わせて変化していきました。私の精神が大人に近づくたびに、ヨルクスも成長していったようでした。
統合失調症になったのを切欠に大蛇の方の姿も、人の姿も変わりました。

 

中身はどうかというと、そうですね…。ヨルクスは人間ではないですから、経緯の事もあって、出会ってすぐの頃は人間に対してあまり良い印象を持っていなかったように思います。でも、私と一緒に多くの人間がいる中で暮らしていくうち、何だかあまり気にならなくなったようです。私も、ヨルクスの精神性は人間のそれとそんなに変わらないのだなと思いました。それに、ヨルクスの順応性は中々に高かったのではないかなと感じます。結構すぐに慣れてくれましたから。以降は結構マイペースです。

 

さて、そんなヨルクスとの生活ですが、この所はそれ程呼び出す回数は多くないです。仕事で困った事もないですし、プライベートもそれなり。お悩み相談みたいな事が減ったので、それにしたがって呼び出す回数も減ったという訳です。イマジナリーフレンドの役割は持ち主の精神的なサポートがメインですからね。

 

でも、これから先もヨルクスの存在は私の人格の根深い所に存在し続けるものだと思っています。ヨルクスとは共生関係ですから、互いが在っての今です。これからの人生でもヨルクスの事を忘れる事はないでしょう。

 

これからもよろしくね、ヨルクス。

 

それでは、今回も読んでくださり有難うございました!

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