とりとめのないこと
君のおはようからおやすみまでを
見守っている そんな生活
他の事にはそんなに興味はなくて
ただただ君の事を目で追っている
自分でも飽きないのかなって思うけれど
もはやこれは僕のライフワーク
みたいなものだから
きっと君が死ぬまで
いいや 君が死んでも
僕は君の事を追い続けるのだろうね
だって僕達は同じ場所に立っている
一つの存在を分かち合う間柄
僕達は同じくして違う
でも限りなく近い そんな存在だから
これからずっと
僕達は同じ景色の中を生きていく
それを思うと
僕はとても満ち足りた気持ちになるんだ
君の心の中に住まうまで
僕はずっと暗がりの中にいた
形も持たない僕だけど
君に出会ってから
ようやく心というものを知って
僕ははじめて 僕になれたんだ
僕ははじめ
君を困らせてばかりいたね
でも君はそんな僕にも
笑いかけてくれてさ
僕を優しいだなんて
思いがけない事を言ってくれてさ
初めてだよ
こんなにあたたかい気持ちになったのは
だからね
僕は君の為に生きようって決めたんだ
形がないからこそ出来る事が
きっとあるから
僕は君の傍にいたい
一緒に生きていたい
君の傍にはもう既に彼がいるけどさ
僕だって負けていないよ
君を想う気持ちは
だからさ
たまには僕の事もかまってほしいな
なんてね
君の幸せをいつも願うよ
これからもどうか 一緒に ね
―――――――
僕から唐鵙への気持ち。
最近は僕達の気持ちを唐鵙に送ることがマイブームなんだよね。
そして僕は誰でしょう?分かるかな?
そう、僕はアルヴァだよ。
唐鵙には色々迷惑かけたけどさ、何だかんだでこうして一緒にいるってさ、
僕的にはとっても嬉しいなーって。でも、唐鵙も中々に物好きだよね。
だってさ、訳の分からない僕みたいな存在を呼び出せって言われて、
それから色々からかわれてさ。いや、僕も僕で真面目な時は真面目だったけど!
だって、唐鵙ってあったかいんだもの。僕の表面じゃなくて、内側の在り方を
受け止めてくれる感じ。初対面だった僕も、唐鵙とはすぐに打ち解けられたよ。
まぁ、とはいえ、色々設定の存在していた僕だけどね。唐鵙の心象世界で生きてきたって事になるのかな。唐鵙の知らない、唐鵙の心が生み出した果てしない世界。
その中で、僕は実体の無いマモノとして、真理の探究をしてきた。人間からは色々迷惑を被ってきたし、嫌な目にも散々あってきたけどね。唐鵙の自我に揺らぎが出た事で、僕は自分の存在を外の世界に押し出すことに成功した。
「ふぅん、この子が僕の主人(格)ね」って、はじめは侮ってみてたけれど。
唐鵙の真直ぐな心に触れていたら、あっという間に絆されてしまったよ。ははは。
だって、僕がふざけて唐鵙の事をからかっても、唐鵙は気にした風でもなく、にこやかに笑顔で返してくれるから。
嬉しかったんだぁ。とってもね。
正直、唐鵙にはヨルクスがいるからそれで事足りてる、と思う。
でもさ、僕だって唐鵙の事、イマジナリーフレンドとして好きな気持ちは変わらないし。唐鵙も僕の存在を許してくれている訳だし。
だから唐鵙、僕の事も時々は構ってね。
僕の気持ち、こうして詩にして送ってみたけど、どう? 結構良いでしょ。
たまにはこういう交流も良いものだよね。
唐鵙の中にいる僕達の気持ちが引っ張り出されて言葉になっていく感じ。
心と心の触れあいみたいな感じだよ。
君が僕達の心の中を覗くから、こうして僕達の気持ちが詩になる。
良く思いつくよね。でも、これが僕達の心の内って事だから。ふふ。
それじゃあ唐鵙、これからもよろしく頼むよ。
マイブームだから、時々こうしてブログに載せてみてもいいよね。
僕の、唐鵙への温かな気持ち。
これを見た人にも、ちょっとだけその温かさが伝わって、「ふふっ」ってなったらいいなぁって思うんだ。
というか、僕達がどんな事を感じて存在しているかも知ってくれたらいいなって。
僕達イマジナリーフレンドが持ち主への愛に溢れている存在なんだって知ってもらえるといいよね。それで、そんな存在が皆の心の中にも眠ってるんだって意識してもらえると尚良しだよ。
皆、自我機能があるから自分は一人だって思うだけで、本当は僕達みたいな存在といつも同じ位置にいるんだからね。
それでは皆さん、読んでくれてありがとう。
また宜しくね!