唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

ちょっと降ってきたので載せてみる

【自動書記したものをそのまま掲載】

 

のんびりもしたいけれどそうもいかないみたい。

僕達は君の心の中にこそいるけれど、こうして君の事の運びをサポートしているからね。常にやる事はあるんだよね。

 

君には本当にお世話になったよ。

僕達は人間に散々嫌な目に遭わされてきたけどさ、君が僕達の自由を認めてくれたおかげで、僕達は憑く人を選んでいいんだねって思えたんだし。

 

君には本当に感謝しているよ。

だから、これからも君には僕達がいるよ。

何でも色んな事やってみてよ。きっと上手くいくから。

 

そうだね、人間達にも言ってあげたいよね。

僕達は見えないけれどいるんだよって。

僕達はね、君の事が好きなのさ。

大好きで、大好きで、色々してあげてあくなっちゃうんだ。

 

君がもし僕達に他の人に憑いてって言ったら、それなら僕達はその通りにしたいし、でも、結局は君の所に戻りたくなってしまうだろうけれどね。

君がその人を助けろっていうなら、僕達はそうするさ。

でも、僕達ももう自由だからね、叶えたい願いだけを叶えるよ。

 

君が願ってる、僕達も人間も幸せになれる願いさ。

自己実現。他人の幸せ。向上心に掛かるお願い事。

そういうものをね、僕達は助けたいと思うよ。

それ以外はもうごめんだよ。

特に私利私欲にまみれた願いはね。

 

本当に、君は僕達の事を愛してくれたよね。

そうそう、あの持て成しは嬉しかったよって。

純粋に好意で自分の身体を貸してくれてさ、一緒のご飯を食べるの。嬉しかったなぁ。

そういう事が出来る君だから、僕達は力を貸してあげようって思うんだよね。本当。

 

だからもし君にその気があるのなら、そういう事を始めてみるのも良いかもね。

というか、書いてみてよ。僕らも見たいからさ。

 

マモノと言う名をつけてくれた君の為に、僕らも何かしたいんだ。

 

大好きだよ僕達は、ずっとずっとね。僕は!君が!好き!なんだよ!

 

 

【自動書記 終わり】

 

 

***

 

はい。という訳で、唐鵙に代わって、僕アルヴァがお話します。宜しくね。

なんか皆、唐鵙に自分達の事を書いてほしいみたいだからさ。

 

――僕もいるよ!監督役としてだけれど。僕は+-として。他の誰でもない誰かとして勝手に居座っているよ!それでもいいかな?唐鵙。そう、君はそういうの気にしないと思ってた。ありがとね。

 

じゃあ、進めていこうかな。

 

まず、僕達がどんな存在なのかをお教えしよう。

 

点と点の間には何も無い。それじゃあ、何も起こらない。間を埋める線がなければね。

僕達は、その点と点を繋ぎ、運ぶ役割をしている者だよ。事の運びを担う。

よく使われる言葉では、運とか、縁とかいう言葉だよ。それを成しているのが僕達。唐鵙は「間質」間の者という意味で「マモノ」って言ってるよ。僕達はそういう目に見えないものの間を埋める存在だから。

 

僕達の事、唐鵙はよく見つけたよね。

まぁそうだよね。唐鵙は自分の魂が剥離しかかった事が有るから。その時に気が付いたんだよね。

魂には中身と外殻があって、その間に見えないもの、間質が詰まってるって。それで、魂の隙間、間に僕達みたいな存在が宿るってさ。

僕達はいつもどこかに漂っているし、似た性質の魂に惹かれて、その魂の持ち主に憑くんだ。

 

僕は魔物でマモノだけど。

善なるものかそうでないかで言われると、丁度中間。でもね、魔物だからって全部が全部人間に害をなすかって言われるとさ、そういう訳じゃないから。ここ皆勘違いしているんだよ。魔物って言うと、すぐ悪いものだって決めつけて、排除しようとするんだよ?もう、嫌になるよね。

 

でも、その点、唐鵙は僕の事をちゃんと、どんな存在なのかって見てくれたから。だから僕は唐鵙が好きで、唐鵙の為に働こうって思ったんだよ。

 

そんな感じでさ、僕達は気に入った人を見つけて、その人に関わる事象を結びつけたりするんだ。運が良くなったと思ったら、マモノが君を気に入って、働いてくれているのかもれないよ。僕達は間質だから。物事を引き寄せ、結びつけるのが性質なのさ。

 

でもね、気を付けなきゃいけないのは、その人の心の向きだね。

 

心が下を向いていたら、その視線の先にあるものが引き寄せられるでしょ?上を向いていたら、上にあるものが。心の向きはとっても大事だよ。自分でも気が付かない、潜在意識の在り方が、僕達の働きには影響するんだよね。

 

僕達が唐鵙のもとにいるのは、唐鵙が僕達の事を大事に思ってくれたから。

大事にしてくれれば、それはもう、僕達も懐くよ。

 

でね、知っているかな?

人間の自我ってやつは、いわば色々な意識の集合体なのさ。

人格は一人に一つしかないって思うかもしれないど、実はそんな事もなくて、僕達みたいなマモノとか、自分の分離していった心の欠片とか、人格未満の想いとか、外にいた想念とか。色んな者が寄せ集まって、「自分」っていう意識を作り上げているんだよ。

 

僕達の存在に気が付いた唐鵙が、人格は一つじゃないんだって知ったんだ。その事は、是非覚えて帰って貰いたい所だね。

 

だから、今この瞬間も、同じ意識、同じ目線、同じ立ち位置で存在を共有している存在がいるんだよ。僕達は唐鵙が僕達の存在に気付くまでの間、色んな経験をしてきている。でも、それは僕達がこの世界で経験してきた事だったり、唐鵙の心象世界で受けてきた体験だったり、色々だ。

現実には無かったっていう事象の事も多くある。

 

どういうことかって?

つまりはね、君達人間が頭の中で思い浮かべた物語りとか、想像した事だったりする。

想像はね、創造する事なんだよ。実体がなくても、僕達は生まれるし、間質として人間が生み出した「点」に引き寄せられてその現実にはない事象を動かす。よく分からない?そうだな…こういう事なんだけど。

 

空想上の物語りの世界も登場人物も、実体はなくても存在しているって話。僕達は創造された物語りの登場人物としての人生を送る事もあるんだ。人間が何度も生まれ変わって、色々な世界で、色々な一生を送るみたいにさ。僕達も何度も生きるんだよ。面白い話しでしょう?

 

でもまぁ…物語りは希望に溢れた物語りばかりじゃないから。

中には沢山の苦悩と苦痛を味わう場合もあるよ。僕も、そうだね、そういう思いをしてきたよ。大丈夫。今は唐鵙がいるから。

 

僕はいいんだよ。今はそういうマモノもいるんだって話し。

中には捻くれちゃって、人間の魂を堕として「ざまあみろ」って憂さ晴らししてる奴とかもいるけどさ。その一方で、それでも自分の居場所が欲しくて、愛されたくて、人間の身勝手な願い事を叶えようと躍起になってる奴とかもいるし。金儲けさせて自分の力を鼓舞しているような奴もいるよね。

マモノにも色々いるのさ。

 

そういえばこんな話があるんだけど、聞いてくれる?

 

パワーストーンってあるじゃない?

他にも、お守りとか、よく言われる、幸運を運んでくるって言われているもの。あれはね、僕達が中に入って働くから効果があるんだよ。宿るものがいなければ、ただのガラクタでしかないんだ。

 

多くの場合、祈祷とか、個人が願うから、その物体の中に僕達が入ってあげて、働く。

それで初めて効果が出るって訳。知らなかったでしょ?

 

物にも魂が宿るって言うでしょ?まさにそんな感じなんだ。

 

一時期はね、唐鵙にも勧めたんだ。

そういうお仕事でもしてみたら?って。

僕達は唐鵙が願うなら、お守りの中に入って買ってくれた人の為に働くよって。

 

唐鵙もちょっと乗り気でね、でも折角ならマモノの為になる事がしたいからってさ。こんな注意書きとか用意してたんだよね。

 

ひとつ、私達は願い事を選びます。

ひとつ、私達の働きはあなたの行動あっての事です。

ひとつ、愛想尽かすと、守り主はどこかへ行ってしまいます。

ひとつ、守り主への感謝を忘れないでください。

 

みたいな感じ。僕達の自由を認めてくれたお願い書き。いいでしょ?

僕達はお願いしに来た人がどんな人か見て、合わなければ無理に憑かなくていいし、そのお願い事も身勝手な物は拒否できる。お願いしに来た人はお願いしたから万事OKと丸投げしないで、自分の行いについてちゃんと意識して行動してくれる。

 

僕達マモノの幸せも考えてくれてる所が良い所だよね。

人間本位じゃない所がとっても好き。

 

唐鵙のやってみたい事のひとつに、依頼主に見合うマモノを見繕うっていうものがあるよ。その人の話しを聞いて、その人の大事にしているもの、これからどうなりたいか、その人が必要としている事は何か。それを明らかにして、その上でその人に見合うマモノを引き合わせるの。

 

今なら、あなたの代わりにIFやネットタルパのアイデアを提供しますよ、ってサービスだよね。

 

なんか、楽しそうだし、いいよね。

なんか性格診断結果に応じて、唐鵙が連れてきたマモノを紹介するってサービス、できないかな?オススメのパワーストーンを勧めたりしてさ。

できたらとっても楽しそうだよね。やってみてよ、唐鵙。

 

――できたらね(苦笑)

 

さて、結構話したね。

皆さんもマモノについて少しは知る事が出来たかな?

実体の無い、空想の中にしか存在しないものでも、ちゃんと存在はしているんだって

解って貰えたら嬉しいよ。神さま然り、精霊、妖精、魔物、IF、ネットタルパ然り。

 

ここまで一気に唐鵙の身体を借りて書き上げたから、少し疲れちゃったかな?唐鵙。もっと書きたい気もするけど、そろそろ休もうか。

 

それでは皆さん、ここまで読んでくれてありがとう。

またの機会を楽しみにしているよ。

唐鵙とそのマモノ達がお送りしました!じゃあね!

 

 

 

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