唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

統合失調症から人生再スタートした話14

就労移行支援事業所に通ってみてよかったのは、まず生活のリズムが整った事でした。それまではやる事もなく一日を無為に過ごしていましたが、通う場所が出来て生活に休みと活動のメリハリができました。それに適度に疲労もあったので寝入りも少しよくなったように思います。

次に、通所して始めのうちは中々慣れなくて他の利用者に対して緊張していましたが、それも徐々になれて、友達もできるようになりました。人に囲まれただけで披露困憊していたのが、随分良くなった事はとても嬉しい変化です。すぐに緊張していたのも、訓練と通所生活を続けているうちに随分軽くなり、落ち着きが出てきました。

あとはやはり、パソコンのスキルが身に付いた事でしょうか。タイピングは結局それほど上達はしないうちに就職が決まってしまいましたが、ExcelやWordの基礎が学べたのは良かったと思います。基本的にテキスト学習だったので、自分のやりたい時に自分のペースで取り組む事ができました。

訓練する時に気を付けていたのは、自分の課題やどんな自分になっていたいかというイメージを持って取り組む事です。いつも自分の変化には目を向けて臨んでいました。目の前の訓練にだけ集中していると、結局自分は何のために通所・訓練をしているのかが疎かになってしまうので。面接の時も想定していた通り、訓練で大切にしていた事や自分の課題はなんだったかなどの質問がありました。常に自分の課題などを意識していたおかげで、面接の時困らずに済みました。就職活動は日頃の生活から始まっているのだと実感した次第です。

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