最近の振り返り
この所は睡眠が夜間と昼間とで分けてしている。
夜間は熱くて眠れないから、症状の一つとして、多動性はやや出てきている。
そわそわして、落ち着かないような感じだ。やる事が在るような気がするのだが、実際そんな事はないので、立ったり座ったりする。音楽だけがそれを鎮めてくれるので、最近はずっと音楽を聞いている。どうにかならないものか。
仕事が始まれば、ずっと仕事に意識が向くのだろうな、と思う。
そうなると、それで漸く一般の人間の感覚に近づくのだろうかと考えている。
何かを絶えず感じ取っていて、そわそわして、働く事と家との時間を延々繰り返す、そんな生活に。やる事がないのも考えてみれば、入院前からそんな調子であったではないか、と自分で思った。
でも、何かが変わってしまったのだ。
以前はじっとしていても何も感じなかった。しんどい状況なんて自覚しなくて済んでいた。それは現実感が剥離していたせいでもあったし、おかげでもあった。
私は、どちらの方が幸せであったのだろうか。解離症状だけでまだ済んでいた時はある意味幸せだった。自分が苦難にあってもその自覚が伝わらなくてよかった。
統合失調症にランクアップしたら、その自覚が生まれる様になった。
他人格を伴って生きていくんだという自覚が生まれた。
嫌な者は嫌という感覚が過敏になった。それは普通の人間ならあって当然の感覚だったんだろう。最近は、色の着いた感情に戸惑う日々が続いている。そういう感じだ。