唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

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最近は、頭の中の同居人達も随分大人しく成りました。
彼らについての記事を求めてやって来ていた皆さまには申し訳ないのですが、これも私と彼らの軌跡です。なんというか、自分と彼らが融合されたような感じになってきたのです。自我機能不全によって、明確に分かたれていた私と彼らの境界線が、治療によって曖昧となり、私の一部として取り込まれていっている気がするのです。

それは、私の病状が良くなってきているのと同様ですが、彼らとのある意味での別れが存在しているという事です。私は、唐鵙であると同時にIsでもありました。彼らは私の一部であったと脳が処理し始めたような気がします。

明確にそうだとは言い切れないので、そんな気がすると書きます。いえ、同化してしまうのなら、彼らとの別れはありません。異心同体が一心同体になるのです。正気を保っている時、もはや、彼らの事は意識しなければいないも同じようになってしまいました。いえ、意識していなくても彼らは好き勝手してますけれど。それが、自分の領域にまで及んでいるのです。

このままさよならを言ってしまおうかな、そんな程度には、感傷的な気分だよ。少なくとも、唐鵙が僕達に意識を向けてくれている分には、僕達はこうして喋れるのだけど。/Y

彼らとのコンタクトは、こうして文字を書く事と、謎言語でのコミュニケーションくらいなものです。まだ、コミュニケーションをとれるだけ良いでしょう。

彼らは私でもあります。私の意識から生まれた存在なのですから。
病気が良くなってきてこうなるという事は、今まで、入院する前から、私は精神を病んでいたという事でしょう。彼らとの別れ、いえ、コミュニケーションをとれなく成る事は、正直不安です。でも、必要な時には、必要な手段を以って、また現れてくれる事だとは思います。彼らは私の安全基地のような存在ですから。これからまた精神的に疲弊するだろう事は、まぁ、明確ですし。働きだしたら、また状態も戻るかもしれません。

……。私は、良くなりたいのかそうでないのか、どっちなのでしょうね。
ただ、彼らとの別れは嫌だと、そう思っているだけなのですが。

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