唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

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私は、今日も言葉を吐き出す。
こうして、長閑な午後にはやる事も幾らか少なく成って、私はパソコンに向かった。今日も、私が暇を持て余している。
自分から言葉を出そうと思う時と、何となく書こうと思った時では、いくらか脳の感覚が違う。しかしながら同じ事には、ふんわりふわりとした脳の霧が、私を包んでいく。

私は、いかにも馬鹿だ。
色々な事を考えた。しかし、そのどれもが私の生活には影響しなくて、こうしてまた時間に呑まれていく。
夢想ばかりの毎日だった。
それが、私の運命となったのは、自分が堕性である事から抜け出せなかったからだ。いや、現実に向き合えるだけの心の強靭さが私にはなかったのだ。生まれ持っての要素、獲得した負の財産。それらは、私達の気が付かない所で毒として蓄積され、心と身体を蝕む。

気が付かない内に侵食された心身は漸くそれ気が付いて、しかし、それでは遅いのだ。既に運命は決定付けられて、辿る道筋の端から端へと右往左往するばかり。どこにも、逃げ道なんてない。

しかし、そんな私にも救いがあった。
死んだら、同じような人間ばかりがいる場所が用意されているかもしれないという事だ。同じ穴の貉なら、私が求めてきた同族と対面が出来るだろう。人間は、一人では生きられない。それに気が付きながらも、孤独な存在で在る事を知る人々。
のんびりしていたいという声はあるが、それもまた私の声。
私が向かう道は、どんな道であろうか。

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