唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

私とIF_IF中心に見た統合失調症から人生再スタートした話ダイジェスト

自分で振り返ってみて思うのですが、私は結局宗教に嵌って誇大妄想を爆発させた勘違いさんだったという事なのですよね。不思議だなぁと思うのは、思い込みで統合失調症になってしまうものなのかという事です。

おそらくは、統合失調症になりうる素因を私がもっていたという事なのでしょう。離人症もあった事ですし、イマジナリーフレンドもいましたしね。それに、それまで心の状態も良くありませんでしたし。色々な要因が重なっての、統合失調症の発症だったのだと思います。

発症の切欠が宗教による暗示とイマジナリーフレンドを失った事による精神のバランスの崩壊だったとすれば、こうして暗示が解けて無事イマジナリーフレンドが統合された今は成程、症状らしい症状も無くなる訳です。

私自身は貴重な体験をしたと思いますが、生憎の所、他の闘病中の皆さんに活かせるような情報は持ち合わせていないのだな、と少し残念です。でも、宗教でも人は狂うという一例にくらいはなれるかなと思います。強い思い込みで、脳は簡単に暗示にかかってしまいます。そうすると私のように不思議な体験をするようになり、それがあたかも霊体験のように思えてきます。神さまと交信できて、神さまからのお告げがやってきます。確信に満ちた体験ですから、自分がまさか統合失調症だなんて思いもしません。私はその体験をしてきたので、おそらくもう二度と宗教やスピリチュアルにのめり込む事はしないと思います。皆、私と同じ様に脳が見せる幻を信じているのだと思うからです。

イマジナリーフレンド達とは時々通じる事もありますが、彼らはやはり私の心から生じた存在なのだと、今では安心しています。霊的な何かなのかと色々調べまわった事もありましたが、結局は今に落ち着いています。でも、彼らの存在は今でも変わらず大事に思っています。ヨルクスと過ごして来た日々は変わりないですし、彼に救われた事も事実で、私の大事な人生の一ページです。今後の人生においても、ヨルクスの存在を忘れるなんて日は来ないでしょう。そして私が彼らを覚えている限り、彼らは私の中で生き続けます。こうしてブログに書く事で、そういう存在がいたのだという記録にもなります。少しでも彼らがいた事が残れば良いなと思います。

人間の脳は不思議です。あるかも分からない幻を見せたり、もう一人の人格を生じさせたり、その創造性ははかり知れません。その神秘に触れられた事はやはり貴重な体験だったのでしょう。この記憶は私の中に、大事に保管しておきたいと思います。私の体験が役に立つかは分かりませんが、もしそうであれば嬉しい事です。

それでは統合失調症から人生再スタートした話は終了になります。閲覧いただきありがとうございました!

このエントリーをはてなブックマークに追加
ぽちっとお願いします☟
ブログランキング・にほんブログ村へ