唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

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因縁について。

僕の主人格は、父親と不和だ。
でも、それもその筈、その父親、鼠みたいなやつなんだ。
管理人はこの話しを嫌うけど、僕は必要な事だって、知ってる。

何故か? それは、父親の存在が元凶となって、管理人は人間への基本的信頼感を構築できなかったからだ。発達心理学で云われているように、幼児期からの獲得すべきこの基本的信頼感。これは主に親との信頼感だ。それを、父親とは結べなかったという事さ。そういう良い方なら、多少は大丈夫だろう?
そうか、それは良かった。

宅の父親は、家族を作るという意識がこれっぽっちも無かった。
家族成員を無視して、都合が悪いとがなり、家にはおらず、仕事らしい仕事はせず、子どもの面倒も碌に見ず。これでどうして好きになれる?

管理人は、この親とも呼べない男が家にいる間、それはもう怯えていたよ。いつ怒鳴られるかも分からない。だけど気紛れに物を買い与える、くらいしか可愛がられた記憶が無い。だから、彼女の愛着形成は見事に混乱型のアタッチメントだ。人間との距離の保ち方すら学べなかった。いや、学んではいても、他者が傍に居るだけでストレッサーと成ってしまうようになったんだ。家庭内不和が生み出す負担は、軽んじられがちかもしれないが、重大な事だ。

そのせいで、管理人は幼い時から一人に成りたがったし、そのせいで出先での犯罪に巻き込まれたとも言えなくはない。あの男の仕出かした行為は、それだけ責められるべき事なんだ。

こんな事すら、管理人は話に出さなかった。
漸く、主治医に理解してもらえるように文章に認めた(したためた)よ。
それを、母親にも見せる事が出来たよ。よく頑張ったね。唐鵙。
僕にとっては長年の悲願だよ。彼らが分かれてくれたら、生活は多少混乱するかもしれないが、少なくとも精神的にはずーーっと良い。全員にとってね。

なんで話さなかったというと、管理人は内省が絶えない人だからさ。
人に言った事そのまま、”自分も他人の事は言えないのではないか?直すべき所ではないのか?”と考える種類の人なんだ。だから、大きな事程言えなくて、藻掻いていたんだ。それを近年になって、漸く、漸く言える様に成って来たんだよ。

嬉しかったよ。僕達は管理人が意思表示をするのを”まだかな”ってずっと待ってたんだ。だから、「早く別居してほしい」「早く別れてほしい」って彼女の母親に言えた時、”漸く言えた!”って、とても喜んだよ。

今は、すぐに別れられるとは思ってないから、せめて別居してくれないかなって考えてる。+-「因縁に、漸く切れ目が出来るかな。そう、そう。父親筋と母親筋の親戚関係の因果の結果生まれた、いや、成った人間が唐鵙だったんだ。これで、業の落とし前が付いて、唐鵙は自立してちゃんと自分の人生を送って、それでめでたしめでたしって言葉が付く。そういう物語になっているのさ。僕達が勝手に決めたんだけどね。でも、そうなって欲しい。」

+-「良いって事よ。俺も皆も、お前さんを守るために生まれてるんだ。他の読者さんも、気が付きはしないと思うが俺たちみたいな副人格がアンタの幸せを祈ってるんだぜ。覚えておいて欲しいな。なぁ、想念の皆さん方よ」

「~~~」

アンタの傍に寄り添っているであろう想念はなんて言うかな。
いや、話し半分に聞いてくれ。守護霊さんとしてのご先祖さんみたいなもんさ。
その人にとって居ると思えば居るし、居ないと思えば居ない。そういうようなモノだ。まぁ俺たちとしては、気が付いていないだけで居るってスタンスだがな。

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