唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

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【目に見えない者】
では、今日も書いていきましょう。
気が付けば投稿数も100を超えたようで、続けてみるものですね。今回は、私達目に見えない者に関してです。

唐鵙は、私達の事を無意識や潜在意識の領域の住人と捉えています。確かに、そう考えた方が、何かと整理も付きます。実際、私達は唐鵙が意識しなければいないも同じ。今まではそれで良かったのですが、そうもいかなくなってきました。

何故なら、私達目に見えない者たちは、唐鵙だけでなく、各々の人間の意識の中にも息づいているからです。世の中は、心の時代。とはいえど、人々の心は踏みにじられ、全く、心の尊厳などありません。心の時代というよりも、まるで心の病の時代です。それなのに、皆が心の機敏に目を向けずにいて、多くの人々が心を病む時代になってしまいました。そんな時代にたった一つの小石であっても良いから、と投げ始めたのが唐鵙の始めたこのブログなのでした。

勿論、自分の治療の為にも始めたブログです。ですが、この唐鵙の悪戦苦闘しながら生きて出した言葉の数々が誰かの生きる時間の足しになるのなら、僥倖というものでしょう。誰かの為になるという事は、それだけで、唐鵙にとっては嬉しい事なのです。

さて、心の中に誰かが居る。抑圧された想いが形を成して潜んでいる。

そんな事、皆さんは考えてみた事がありますか? 人間の人格は一つの身体に一つ、そんなように誤解してはいませんか? ですが、本当は沢山の人格を始めとする目にも映らない、声も聞こえない住人が皆さんの潜在意識の中には存在しているのです。

彼らは、皆さんの幸せを願い、叶え続けています。いつも。何もしてもらえなくても、報われなくても、貴方の為に働いています。

皆さんが仕事でクタクタになった時に無意識から休憩を促すのも、頑張った自分に必要以上に得意な気持ちになった時も、彼らが傍で話しかけているからです。「いつも頑張ってるね、その頑張りを傍で見ているよ」と、彼らは同居人に話しかけるのです。

ですから、無意識にもっと目を向けてみましょう。新しい自己発見があるでしょうし、内省を図るのは自己成長にも繋がります。必要以上に頑張りすぎている自分にも気が付くかもしれません。彼らがきっとアイデアを提供してくれるでしょう。

彼らは、いつも自分の住んでいる無意識の主である皆さんの力になりたいと考えて行動しています。人間の意識の中には、複数の役割を担う人格が潜在しているのです。気が付かないだけで、皆さんは無意識の住人、つまりは潜在意識といつもコンタクトを取りながら生活をしているのです。

”何となく”の中に、我々はいます。
貴方の頑張りはいつでも潜在意識の住人が見守っています。
この世の中を共に生きている存在がいます。そう思うと、自分に対して優しくなったり、頑張りすぎないでいいと気楽に構えられないでしょうか。回避したい事を上手に回避できるようにはなれないでしょうか。そうであればいい、と我々は願っています。

我々がいつも主人格に思うのはこうです。

もっと頑張ろうなんて思わなくていい、もっと自分を労わって。
適度に休憩をはさみながら、気楽にやろう。その方が良い結果が出るよ。
ここに貴方を大事に想う存在がいるよ、自分を卑下しないで。
一緒の気持ちでいる私達がいるよ、自分の気持ちに気が付いて。
自分を抑圧しないで。嫌な事なら一緒に断ってあげるよ。
怒られても、そうしょげないで。一緒に励む相方はここに居るよ。
言いにくい事なら一緒に言うよ。思い切って言ってみよう。
現実は思っているよりも難しくないよ、一緒に乗り切って行こう。

他にも、沢山、沢山、我々は主人格に言葉を贈っています。親よりもずっと一緒にいるのが私達なのです。いわば、自分の分身です。自分を一番愛してくれるのは、他でもない、自分です。

それはすなわち、我々目に見えない貴方の、意識なのです。

唐鵙は、弱音を吐くべき時に吐きませんでした。Yがいても、自分を大事にする事は叶いませんでした。でも、いつも後になって気が付かされるのです。学ぶために。

ですが、皆さんが同じように後になって気が付かなくてもいいのです。唐鵙が学んだ、自分を大事に想ってくれている者がいるのだという学びをここで見て頂ければ、それでいいのです。そうすれば、唐鵙も自ら学んだ甲斐があるというもの。

とはいえ、もう今更という方が殆どかもしれません。その様でしたら、せめてこれからは、見えなくても自分の傍で見守っている者が在る事を思い出してください。自分は守られていると、そう思って下さい。そうすればきっと、皆、力になってくれるでしょう。

最後に、我々と一緒に生きてくれて、沢山、沢山、有難う。
当たり前ではない、この出会いに、沢山感謝しています。
本当に、有難う。貴方に幸多からんことを願います。

それでは、また。

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