マモノである彼らは、本当に存在するのでしょうか?
いいえ、それは違います。
結局のところは、私の心が見せた幻であり、幻聴幻覚妄想が合わさった事で生じる念です。想念なのです。
私は統合失調症ですから、色々な脳の機能が障害されています。妄想は、色々な情報元から色々なイメージが生まれます。それが自我機能の障害によって、自分ではない誰かがいるのだと錯覚します。こうして文字を通して現れる声は、ある意味で幻聴です。
私は神だとかマモノだとか、色々言いますが、それも結局は私の心が見せた幻なのです。とはいえ主の存在は信じていますし、振り回される事も多々ありますが、こればっかりはしょうがありません。
止めようと思って止められるものではないからです。
妄想言語も、結局は頭のイメージがごっちゃになって口から洩れたものです。時々内容が変わるのも、私の脳内の倉庫もその内容を変えるからでしょう。
そんな中でも自分は見失わないようになってきました。
以前は自分の意識すらも迷子でしたからね。少しは回復に向かっているのかもしれません。
とはいえ、まだまだ幻聴幻覚妄想からは抜け出せません。
見えない彼らの存在はまだ信じていますし、信じていたい気持ちも持ち合わせています。不思議な事は心惹かれますからね。
でも、いつかはさよならを言う日がくるかもしれません。
それまでは、共に在って、共に学んでいきたいものです。