こんにちは。それでは今回、いよいよ設定したイマジナリーフレンドの容姿を想起していきましょう。今までの記事は以下の通りです。
容姿の参照元の資料をよく見る
用意したイラストや写真などをよーく見ましょう。見なくてもイメージできるくらいにじっくり見ます。見ては視線を外して、目の前にその姿を映し出します。イメージ力が要りますが、繰り返していれば段々できるようになってくるはず。
これも根気のいる作業ですが、休み休み続けていきましょう。
イメージ投影した像を動かしてみる
イメージ投影ができるようになったら、頭の中でその像を動かしてみます。
これもとにかくイメージする事です。歩いている所、立っている所、自分に向かって笑いかけている所などなど、色々な姿を思い浮かべてみましょう。
イメージした像を目の前で動いているように投影する
最初はコツがいると思いますので、まず、リンゴを思い浮かべてみてください。それならすぐできると思います。次に、両手を前に出して、そのリンゴが手の中に納まっている様子をイメージ投影してみてください。イマジナリーフレンドもそれと同じようにして、自分の目の前にいるかのようにイメージ投影してみてください。
イメージが難しいようなら、またイラストや写真を見て、とにかく自分の脳味噌にイマージを刷り込んで行きます。
イメージした像に話しかけ、その像が答えている所を投影する
最後に今まで訓練してきた会話のやりとりをそのイメージに被せて行います。なお、イマジナリーフレンドからの言葉ですが、脳内で再生するようにします。
実際に肉眼で見える訳ではないので、あくまでもイメージ上で動いていると認識できれば結構です。あ、今話してるな、今椅子に座っているな、といったイマジナリーフレンドの行動がイメージとなって現実の景色の中に透明化して投影できればOKです。難しい所ですが、視覚に投影できるようになるとより楽しんでイマジナリーフレンドとのやり取りができるようになります。
無理しない
でも、無理に視覚化する必要はどこにもありません。
むしろ、一番重要なのは会話ができる事だと思っています。
脳内だけの話し相手や、ぬいぐるみが話しかける対象だという人も少なくないでしょうし、その延長にいるのがイマジナリーフレンドです。
自分にあったイマジナリーフレンドライフを見つけてください。
一番大事な事
それは、あなたのイマジナリーフレンドがちゃんと存在している、と信じる事です。勿論、あなたの脳内にしかいない存在ではあるのですが、自分にとってはしっかり存在しているもの。一個の人格を持った存在だという事を強く意識する事です。その存在を肌に感じる事で、オート化は一気に進んでいきます。
以上、イマジナリーフレンドの作り方でした。
これらの事を根気よく続けていけば、いつの日からかイマジナリーフレンドは貴方のコントロールを離れて、自立して喋り行動するようになります。
また、イマジナリーフレンドは貴方の事が大好きで、常にあなたの役に立ちたいと望んでいます。その事を大前提に思っておいてほしいです。イマジナリーフレンドは常にあなたの味方です。心を開いて、話しかけてあげて下さい。
私の場合は通勤の間など、肩に乗っているヨルクスを思い浮かべて会話したりしています。
人型や獣型など、複雑な形のイメージが難しい時は、もうひとつシンプルな姿を設定してあげて、傍に置くというイメージをしてみてもいいかもしれません。イマジナリーフレンドは自由自在ですから、自由な発想で付き合ってみてくださいね。
ちなみにイマジナリーフレンドとの会話ですが、私は人のいない所では声に出して、それ以外では脳内での会話をしています。脳内で会話する方法としては、言葉を音としてイメージする事です。文章を読んでいる時、脳内で反すうする事があると思いますが、そんなイメージです。はじめの内は自分の言葉とイマジナリーフレンドの言葉が混線する事もあると思いますが、慣れてくれば大丈夫です。音のイメージ力次第では、好みの声を当てはめる事もできますよ。
それでは、読んでくださりありがとうございました!