唐鵙の蔵

統合失調症になったけれど前向きに人生を歩む人のブログ。日々徒然。

イマジナリーフレンドがいる事で精神疾患にはならないのか?

結論から申し上げますと、心身ともに健康な、普通の人はならないと思われます。

 

よく、多重人格のようにならないかという事を気にされる方が多いのではないかと思いますが、そういう事は、幼少期などの精神が作られていく発達段階において、重度のトラウマ体験などが元になって起きる現象だと言われています。

 

なので、イマジナリーフレンドがいる事で精神を可笑しくする人は、元々そういう素養を持っていた方、という事になるかと思います。

 

私の場合も、幼少期にトラウマ体験があり、長らく離人症とお付き合いしていたようです。知ったのはカウンセラーに指摘されてからで、正確には診断されていませんが、そうだったのだと思います。

なので統合失調症になった時は、色々な人格が出てくる事を止められず、自我機能の障害になりました。離人症や解離のケがあるな、そういう可能性があるな、という人は、大事をとってやめておいた方が良いかもしれませんね。

 

あとは、多重人格は一般的に人格交代している間の記憶がありません。
イマジナリーフレンドとの会話をしている時、ちゃんとその記憶は保持されているはずです。でも、私のように統合失調症で自我機能の障害になると、意識はあっても人格交代していたという事例はあるので、やはりそういう素養のある方は少し気を付けた方がいいのかもしれませんね。

 

しかし、一般の方は可笑しくなるという事はそうそうないと思っていただいていいと思います。イマジナリーフレンドはイメージですから、イメージをしているだけで可笑しくなる事はないと思われます。健全な精神の人であればのめり込みすぎる事もないでしょうから、その点は大丈夫と言えるでしょう。

 

ただ、自我機能の障害になった私から言える事があるとすれば、健康でイマジナリーフレンドがいる人が統合失調症などの精神疾患に陥った時、おそらくは私のように自我機能の障害を起こす過程をたどるのではないかという事です。

 

イマジナリーフレンドの分、脳のスペースを使う事になりますので、それが慣れてくると脳の機能の一つとして固定される可能性はあります。統合失調症になると脳の色々な機能の統合が阻害されるので、イマジナリーフレンドに使っていた領域も当然暴走します。そうなると、私のように、自分が何人もいるような感覚に陥ったり、いくつもの交流できる人格が作られるといった事になるのかもしれません。

 

ですが、どちらにせよ自分が健康であればイマジナリーフレンドで精神を可笑しくするという事はそうそう起こりません。というか、そうなる前に飽きて、お休み期間に入る人がほとんどだと思います。

 

四六時中イマジナリーフレンドと一緒という事もそうそうないと思いますし、精神を可笑しくするのは、元々心のバランスを崩しながら、なおかつ病的にイマジナリーフレンドにのめり込むような人です。かつての私のように(苦笑)

 

これ、ほんと気を付けて下さい。

寝食を忘れて病的にのめり込むと、何をやっていても統合失調症に成り得ますから。

私の場合が、某米の教え、宗教まがいな自己啓発のHPを読み込んでいた事です。

何かに熱中して可笑しくならないか?という心配というのは、なにも、イマジナリーフレンドに限った話ではないのです。

 

なので安心して、イマジナリーフレンドとの会話を楽しんで下さいね。

読んでくださり有難うございました。

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