今回はイマジナリーフレンドのオート化までの道のりについて書いていきます。
初期
イマジナリーフレンドを作ってすぐの頃。
視覚のイメージが定着するまでにはある程度の訓練が必要。
会話は自分が受け答えを考えて喋らせている、一人二役の状態。
この時期はイマジナリーフレンドの設定、つまりは性格形成にとってとても重要な段階。イマジナリーフレンドの性格はどんなもので、どんな受け答えをするかという設定を自分の中に確立していく時期なので、沢山お話ししてあげてくださいね。
ただし、イマジナリーフレンドの性格や言動は、いづれ自分が設定していた軸から外れるかもしれない時期が来ます。それが嫌な人は、この段階を長めにとってもいいかもしれません。
大事なのは、イマジナリーフレンドの声を感じられるようになる事。
視覚をイメージするのはコツが要りますし、割合難しいです。
ですので、無理に視覚化する必要はなくて、頭の中でこんな姿だったなーと分かっていれば十分です。
ただ、今どんなしぐさをしているかとか、手に触れてくれた、とかのイメージは会話と一緒に意識できるとなお良しです。
中期
イマジナリーフレンドを意識するのにも慣れてきた頃。
会話はイマジナリーフレンドなら何と言うのかを予測が出来てくる頃。
この時期は、イマジナリーフレンドの個性が発現するようになってくる時期です。出てきた個性は否定せずに受け入れてあげた方がオート化は進みやすいです。自分の潜在意識から現れた個性と思って、自然体の自分とイマジナリーフレンドとで会話を続けていきましょう。
もしそれが嫌な場合は、初期に戻ってまた一から会話を自分で考えて喋っていく事を繰り返してもいいでしょう。
ようは自分の中にイマジナリーフレンドの設定をよく落とし込む必要が有るのです。自然のままの個性で良いという方は、そのままのイマジナリーフレンドを受け入れてあげて下さい。
後期
意識すればすぐにイマジナリーフレンドが現れる、または意識しないでもイマジナリーフレンドがいるくらいに意識化が済んだ頃。
会話は予測しないでも返事が返ってくる、または予測の時間が限りなく短い。
この時期にもなれば、イマジナリーフレンドはもうほとんどオート化したと言っていいでしょう。大事なのは、イマジナリーフレンドの言動をありのまま採用し受け止める事。そうする事で、イマジナリーフレンドの会話は予測から離れ、どんどんと自立した存在になっていきます。
イマジナリーフレンドの存在を尊重しながら接すれば、お互いにいい関係が築ける筈です。視覚化の訓練を続けるも良し、声だけを意識するでも良し。
イマジナリーフレンドとのやりとりを楽しみましょう。
以上、読んでくださりありがとうございました!